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コンタクトによる目の下のたるみと原因

目の下のたるみで悩むのは、加齢による影響だけではありません。たるみに関係がない20代であっても、目の下にたるみができてしまうことも。その原因として注意しておきたいのが、おしゃれ用としても人気のあるコンタクトレンズです。

こちらではコンタクトレンズによる目の下のたるみの原因と注意点などを紹介します。

コンタクトレンズはなぜ目の下のたるみの原因となるのか?

コンタクトレンズを外す際、まぶたを引っ張って外すことがほとんど。しかし、この行為が原因でまぶたが少しずつ伸びてしまい、目の下のたるみにつながります。

また、ハードコンタクトレンズはまぶたを刺激することがあり、炎症のリスクを引き起こすことも

さらに長期的にコンタクトレンズを使用し続けると、使用していない方に比べて20~100倍も眼瞼下垂(がんけんかすい)になりやすくなることも。目元を美しく保ちたい方は注意が必要です。

眼瞼下垂とは

眼瞼下垂とは、まぶたが下がり、目を開けようとしても目が十分に開かず、瞳孔の一部が隠れてしまう状態のこと。眼瞼下垂の状態が悪化してしまうと、上の方の視界が狭くなってしまいます。

さらに眼瞼下垂が重症化すると、アゴを上げなければ前方が見えなくなってしまうことも。最後には指などでまぶたを持ち上げなければ、目を開くことができない状態になることもあります。

ほかにも眼瞼下垂になることによって肩こり、腰痛、膝の痛み、頭痛、睡眠障害、めまいなどさまざまな症状に悩まされる可能性があります。

目の下のたるみ以外のトラブル

コンタクトレンズを使用することで引き起こされるトラブルは、目の下のたるみだけではありません。とくにハードコンタクトレンズを長期間使っていると、額のしわ、ドライアイ、目の充血などさまざまなトラブルが引き起こされてしまいます。

また、コンタクトレンズを使い続けることで、目が細くなってしまうなんてことも。理由ははっきりとは解明されていませんが、目がゴロゴロしてしまうことや目の乾燥を防ぐために、自分でも気づかないうちに目を細めてしまうことが原因なのではないかと言われています。

目の下のたるみの改善法

さて、ここからは目の下のたるみを改善する方法について。長年ずっとコンタクトレンズを使っていることが原因で目の下にたるみができてしまった方は、ぜひ参考にしてくださいね。

メガネを使用する

毎日コンタクトレンズを装着している方は、メガネを使用する時間をつくることもひとつ。コンタクトレンズを使用する方の多くは、見た目や見え方に対してこだわりがある方も多いでしょう。しかし、結果的に目の下のたるみができれば老け顔に見えてマイナスになるため、早めに取り入れることがおすすめです。

コンタクトレンズを取り外す専用器具を使う

コンタクトレンズを外すときは、指で外すのではなく、レンズを外す専用の器具を使ってみるのもひとつ。ハードコンタクトレンズを外すための器具にはスポイトがあり、500円ほどで購入することが可能です。

そしてソフトコンタクトレンズを外す器具としては、ピンセットがおすすめ。こちらは安いものだと、100円~購入できますし、衛生面で考えてもメリットが多いでしょう。

目の下のたるみケアをする

目の下のたるみを改善するために、クリームやジェルなどの化粧品を使用してたるみのケアをしましょう。おすすめは、「ポリフェノール」「ビタミンC」「アスタキサンチン」「ピクノジェノール」などの抗酸化成分が配合されているコスメ。

目元の乾燥もたるみの原因となるため、「コラーゲン」「セラミド」「ヒアルロン酸」などの保湿成分が含まれているものもおすすめです。

目の下のたるみケアをするときは、肌に悪影響を及ぼす成分が入っていないかもチェック。とくに石油系界面活性剤、香料、着色料、アルコールなどは肌に刺激となる成分もあります。なるべく無添加のもので目元をケアしましょう。

目の周りの筋肉を鍛える

目の周囲の筋肉を鍛えることで、できてしまった目の下のたるみを改善させていくことが可能。<目の周囲を覆っている「眼輪筋」を鍛えるエクササイズを紹介します。

まず1つ目は、目を閉じて人差し指を目尻にセット。外の方へ軽く引っ張って目をぎゅっと閉じてこの状態を5秒キープしてください。この時内側の方に指が戻されているような感覚があればOKです。

次に人差し指を目尻より少し上の方にセットし。外側の方へ斜め上に引っ張り、目をぎゅっと閉じて5秒キープ。右側と左側で3回ずつ行ってください。

セルフマッサージを行う

セルフマッサージを行うことで、目の下のたるみのケアを行えます。

まずは両手でチョキをつくります。人差し指が耳の後ろ、中指が耳の前に来るように耳を指ではさみ、その後小さな丸を描くように10~20回ほどくるくるマッサージ。

その後、手のひらで耳の下の部分から鎖骨の方に向かってやさしくなでおろします。右側と左側で3回ずつ行うことにより、リンパが流れやすくなります。

次に、側頭筋のマッサージ。両耳のすぐ上の部分の頭皮を小さな丸を描くようにくるくるマッサージします。このとき、人差し指と中指の腹の部分でマッサージを行いましょう。力加減はイタ気持ち良いと感じるレベルで行うのがポイントです。

側頭筋は眼輪筋につながっている筋肉。セルフケアでほぐすことによって、目元が引きあがり目の疲れを解消する効果もあります。

美容クリニックで相談する

コンタクトレンズによる目の下のたるみの原因は、使い方とセルフケアによって対策をすることができます。

しかし、目の下のたるみが深刻な場合は、セルフケアをしたところでなかなか改善させることができないかもしれません。さらに、眼瞼下垂の疑いがある方もいるのではないでしょうか?

コンタクトレンズの使用方法やセルフケアで難しい場合は、美容クリニックに相談するのがおすすめ。最近ではメスを使わない治療もあるため、まずは気軽にカウンセリングを受けてみましょう。