レディエッセは、カルシウム製剤のハイドロキシアパタイトとサトウキビ由来多糖体から出来る皮膚充填剤(フィラー)で、一般的なヒアルロン酸とは異なる特質を持っています。
人間の骨や歯にはカルシウム成分ハイドロキシアパタイトが含まれており、これを皮下組織に注入する事で、網目蜂の巣構造にコラーゲン産生細胞が入り、コラーゲンをつくりだします。
これによって多くの方が悩みを抱える、眼の下のたるみやクマの解消に有用性があります。また、レディエッセは非アレルギー性、非毒性、非抗原性、非発がん性であり、安全性が高い成分となっています。
レディエッセ注入によって、垂れてしまった眼の下の脂肪を元の位置に引き上げることができます。それによって気になる目の下のクマやたるみを解消することができます。
術後数週間は固めの質感ですが、徐々に成分がコラーゲンに置き換わっていき、ヒアルロン酸に比べても自然な質感になっていきます。
レディエッセは以下のようなメリットがあります。
レディエッセ注入は持続性の短いヒアルロン酸による施術とは異なり、1年から2年かけて吸収されていきます。施術後、1か月以内に再注入する事で効果をさらに長持ちさせる事も可能です。
注入した箇所に線維芽細胞が定着し、コラーゲン繊維を新たにつくられます。生成されたコラーゲンの何割かは、注入されたイドロキシアパタイトがなくなった後も長期間維持します。
レディエッセは粘度の高い成分のため、注入後の肌の質感が元々の肌の質感に近くなっているため、触ってみても自然な仕上がりになります。
施術時間も短く、5分~10分ほどで終了するため身体への負担も少ないです。また、施術当日からシャワーや入浴、人によってはメイクも可能となっているので女性には嬉しいです。
レディエッセは、FDAやCE、KFDAといった約10カ国に承認を得ており、安全性も高いです。100%生体適合性があり、アレルギー反応の心配もありません。
有用性が高いレディエッセですが、少なからずデメリットやリスクが伴います。
ヒアルロン酸の注射に比べ、太めの針を使用しており、その分術後の腫れが強くなる可能性があります。
術後、気に入らなくなって元に戻したい場合でも、元に戻す酵素などがないため、自然に吸収される1年から2年待たなくてはいけません。
気になる方も多いであろうダウンタイムですが、基本的には生活に支障が出る事も無く短いです。日常生活においても施術当日から洗顔、シャワーなども可能な場合が多いです。稀に注入部に内出血や腫れが出てくる可能性がありますが、長くても2週間ほどで落ち着きます。内出血を予防、改善するためのクリームなども用意されています。