高周波RF(ラジオ波)を皮膚に照射し、深部の皮下組織に熱が与える事で肌を引き締める治療法です。皮膚の表面にダメージがなく、切らないリフトアップとして人気。国内ではすでに5万件以上の症例があるほど。
目の下のたるみにも使え、皮膚の奥にあるコラーゲン繊維や脂肪繊維に作用し、たるみを引き締めリフトアップ。一度の照射で引き締め感を得る事ができます。ただ、目の下のたるみの状態は人によって異なるので、それに合わせてサーマクールの照射方法も変わってきます。自分のたるみに合わせた照射方法を受ける事で、一番効果を長持ちさせるものとなります。
さらに、肌の生まれ変わりを促進するといった美肌効果も。コラーゲン生成を活性化させ、お肌にハリを蘇らせます。クリニックによっては、その美肌効果を長くキープするために、他のアンチエイジングとセットでおこなう事も。
メスなどを使って皮膚を切除しないので、デリケートな目元にキズを作る事がありません。皮膚が薄い目元にも安心して照射でき、確実に目元のたるみを引き締める事が可能。痛みも少なく、一度の照射で効果が実感できるのは嬉しいもの。年々その技術は向上しており、最新型では優れた効果に痛みがないとして、ますます人気を得ています。
効果をすぐに実感できるのですが、費用面で高額になりがち。人によっては痛みが強く感じられたり、赤みや腫れ、内出血がみられる事も。
また、どうしてもメスを使って治療に比べると効果は低くなります。ですから、目の下のたるみがひどい人には向いていないともいえます。持続期間も3ヶ月~半年程度なので、定期的に受ける必要があります。
ダウンタイムはほとんどなく、施術当日にメイクをして帰宅する事も可能。洗顔もできます。ただ、人によっては1週間ほど顔が腫れたり火照った印象を受ける事もあります。
クリニックによっても異なりますが、大体10万円~30万円となっています。機種にもいろいろとあるので、それによって値段が変わるようです。
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サーマクールが受けられる東京のクリニックを一部紹介します。(2017年11月時点)
自由が丘クリニックでは、正規品のサーマクールによってラジオ波(RF)を皮膚と皮下組織へ照射し、フェイスラインを引きしめる治療「サーマクールCPT」を実施しています。治療の流れとしては、最初に医師によるカウンセリングが行われ、患者の状態を診断士ながら治療プランを提案します。また、専用チップを活用した目元治療「サーマクールアイ」を受けられることも特徴です。その他、サーマクールCPTとウルセラリフトの複合治療も人気です。
東京美容医療クリニックでは、2019年に誕生した第4世代のサーマクール「FLX」の世紀認定施設として、認定ドクターによるサーマクール治療が提供されています。FLXは従来のCPTと比較して、照射熱量が30%増、深達度は80%増という性能向上が実現されており、さらに治療時間が25%減という点も魅力です。また、多方向への振動機能と冷却ガス噴射機能を備えることで、痛みを軽減して火傷のリスクを下げていることも特徴です。
秋葉原スキンクリニックでは、たるみ治療やリフトアップ治療として複数の施術を用意していますが、それらの治療効果を高める複合治療としてサーマクールCPTが推奨されています。また、専用チップを活用することで、目の周りの皮膚が薄い部分や、まぶたのたるみなどを治療することも可能です。サーマクールCPTは1回の治療で半年ほどの持続効果があり、従来のサーマクールと比較して副作用やダウンタイムが少なくなっています。
青山エルクリニックでは、サーマクールの治療について2020年時点でおよそ20年の実績を有しており、さらに2020年3月1日からは「CPTチップ」を使用した方式でなく、その上位互換である「トータルチップ」を使用したサーマクール治療が実施されていることも特徴です。トータルチップは、従来のサーマクールよりも一層に深達度と照射体積が高められており、さらに火傷リスクを低減させるなど、安全性にも配慮された治療システムとなっています。
城本クリニックでは、アメリカThermage株式会社が開発したたるみ治療器「ThermaCool TC」を用いた、メスを使わないリフトアップを実施しています。城本クリニックのサーマクール治療は全て、Thermage株式会社から正式にサーマクール認定医の資格を取得しているドクターのみが施術を担当していることも特徴です。また、目元専用の「サーマクール・アイ」や、二の腕や太もも、下腹部のたるみ治療である「サーマクール・ボディ」も選択可能です。