眼球と骨の間には眼窩脂肪(がんかしぼう)と呼ばれるクッションがありますが、加齢とともに垂れ下がってきてしまい、これが目元のたるみを作るようになります。この垂れてしまった眼窩脂肪を取り除く施術が脱脂術です。下まつ毛の生え際など、メスを入れても目立ちにくい部分をカットし、そこから余分な眼窩脂肪を切除してしまいます。
皮膚を切開して脂肪を取り除く外科手術になるので、たるみを取り除くことができ、すっきりとした若々しい目元を作り出すことが可能。
目の下のたるみ治療の中でも、最も広い範囲に対してきれいにできる方法です。特に眼窩脂肪が多い人には適しています。上手な医師がやると、メスを入れたのもわからないぐらいにきれいになるでしょう。一度、施術を受けてしまえば、半永久的な効果を期待できるのも素晴らしいところです。
目の下のたるみを切除してきれいにすることには長けているのですが、へこんでしまった部分を、たるんでしまった皮膚を改善することはできません。また、体への負担は大きく、ダウンタイムも長いものとなります。まつ毛の生え際ギリギリにメスを入れるので、傷口はそこまで目立たないものの、それも医師の実力次第となるので、受けるクリニックの実績などをしっかりとリサーチしておくことが大事。目元は目立ちますから、施術後になにかあってからでは遅いのです。
施術後は腫れや赤み、内出血がおこる可能性が高く、症状が治まるまで数週間ほどかかることもあります。また切開術となるので、1週間ほどしたら抜糸をおこないます。ですから、完全に症状が治まってきれいな状態になるには、さらに半月ほどかかるものとなるでしょう。この期間中はコンタクトレンズの使用や激しい運動は控えるものとなります。
目の下のたるみ治療の中では、施術費用が高くなっています。範囲によっても変わってくるので、それによって費用も変わることも。大体10~40万ほどと、状態によって大きく左右されるようです。
切らない目の下のたるみ治療の名医がいるクリニックPICKUP5はこちら
脱脂術が受けられる東京のクリニックを一部紹介します。(2017年11月時点)
東京イセアクリニックの目の下のたるみ取り治療では、患者さんの負担を軽減するなどの理由から、まずは切らない治療を提案しています。「切らずにトライ」プランでは、アグネス・ジェネシス・タイタンの3種類の医療機器を使用し、目元のたるみを引き上げます。
もちろん切開する治療も行っており、患者さんの希望や幹部の程度によっては選択することもあります。その場合にも、患者さんの負担をできるだけ軽減させる工夫をします。
下瞼の裏側を切開し、余分な眼窩脂肪を切除・摘出します。術前には局所麻酔や笑気麻酔を行い、痛みを最小限に抑えます。
所在地:東京都中央区銀座6-2-36-2-3 Daiwa銀座アネックス3F
最寄駅:銀座駅より徒歩2分
診療時間:11:00~20:00
電話番号:0120-963-866
シロノクリニックは、レーザー治療・エイジングケアのクリニックとして1995年に開院し、これまでに数多くの症例を積み重ねてきています。患者さんの肌質はそれぞれ異なることから、カウンセリングから治療までを一貫して医師が行っているのが特徴で、患者さんの悩みの改善およびホームケアの指導なども行ってくれます。
Web予約限定で、初回カウンセリングが無料になるという特典もあるので、気になる方はネットから申し込むようにしてください。
炭酸ガスレーザーを使用し、眼瞼結膜の内側から下眼瞼の皮下脂肪を取り除く治療です。レーザーを使用する手術なので、皮膚表面に傷跡が残らず、また20分程度の短時間で済むのが、シロノクリニックの下眼瞼脱脂術の強みです。
所在地:東京都渋谷区広尾1-1-40 恵比寿プライムスクエアプラザ2F
最寄駅:JR恵比寿駅西口より徒歩8分
診療時間:10:30~19:00
電話番号:0120-11-4422
東銀座駅からすぐの場所にある美容外科・美容皮膚科・形成外科です。患者さんと信頼関係を築き上げたうえで治療を行うことを第一としており、カウンセリングを担当した医師がそのまま治療までを行う一貫した体制を構築しています。そのほか、「患者様を第一に考える事とはどういうことか」を誠実に考えたうえで、技術や知識の習得および研鑽に日々努めています。
下瞼の裏側を切開し、余分な眼窩脂肪を切除する治療法です。希望する方はこれに加えて、脂肪切除後の凹みをフラットにする眼窩脂肪注入術や、顔の立体感まで考えた治療法のマイクロコンデンスリッチファット(マイクロCRF)を合わせて受けることも可能です。
所在地: 東京都中央区銀座5-13-19 デュープレックス銀座タワー4F
最寄駅:東銀座駅よりすぐ
診療時間:10:00~20:00
電話番号:03-5550-0567
「水のように、森のように、澄んだ心で接し合える場所でありたい」という願いが由来の名がつく、美容外科クリニックです。どんな小さなことで、患者さんの悩みに耳を傾け、改善・根本的な治療にあたります。水の森美容外科では、カウンセリングから手術の手技に至るまで、技術統一が図られており、一定したサービスを受けることができるのが強みです。
所在地:東京都新宿区歌舞伎町一丁目6-1 シロービル5階
最寄駅:JR新宿駅より徒歩5分
診療時間:10:00~19:00
電話番号:0120-973-974
眼窩脂肪は加齢と共に場所が変わっていき、それが原因で目の下に凹凸を生み出してしまうケースがあります。脱脂術では、眼窩脂肪を適量取り除くことで、目の下のふくらみを緩和させます。セオリークリニックでは、高周波レーザーメスを使用して切開することで、出血を抑えて痛みが少ない施術を実現。脱脂術だけでは対応しきれないへこみについては、リポトランスファー(採取した脂肪を目の下に注入する治療法)を推奨しています。
所在地:東京都中央区銀座3-7-2 オーク銀座ビル6F
最寄駅:銀座線・丸の内線・日比谷線銀座駅A13番出口から徒歩2分/
有楽町線銀座一丁目駅9番出口から徒歩3分/
都営浅草線東銀座駅A8番出口から徒歩5分
診療時間:11:00〜19:00
電話番号:03-6228-6617
山本クリニックでは、切らない目の下のたるみ取りとも言われている経結膜脱脂に対応。年齢を重ねるにつれてたるみやシワが目立つようになってきた方や、皮膚表面に傷をつくりたくない方に、経結膜脱脂を推奨しています。
脂肪を切除するときは、レーザーで結膜に穴を開けます。縫合しなくてすむ施術なので、アフターケアで掛かる手間は少ないです。山本クリニックでは、ナチュラルな張りを意識して切除する脂肪量の調整を行っています。両目を行う場合の施術時間の目安は、約45分です。
所在地:東京都新宿区新宿3-11-6 エクレ新宿8F
最寄駅:各線「新宿三丁目」C6より徒歩1分
診療時間:10:00〜19:00(土曜のみ18:00まで)
電話番号:03-5315-4391
経結膜脱脂法を扱っている銀座みゆき通り美容外科。下まぶたの裏の結膜側から、眼瞼脂肪を除去します。結膜側を切開するときはレーザーメスを使って小さい範囲を切開するだけなので、ほぼ出血することはないとのこと。まぶたの裏側を少しだけ切る内容の施術ということもあって、外見のはれは通常2、3日で治まります。銀座みゆき通り美容外科では、経結膜脱脂法に加えてベビーコラーゲン(人が由来のコラーゲン)の注入を併せて行うことも可能です。
所在地:(東京院)東京都中央区銀座6-8-3 銀座尾張町TOWER 6・7階
最寄駅:銀座線・日比谷線・丸の内線「銀座駅」A1・A2出口から徒歩2分
診療時間:完全予約制 10:00~20:00
(カウンセリング受付は18:00まで)
電話番号:03-6218-0295
ヴェリテクリニックでは、下まぶたの脂肪がもとから多い人や、年を取るとともをに目の下にふくらみやクマが出てきた人に、下眼瞼脱脂術の提案を行っています。
目の下のふくらみの原因となっている眼瞼脱脂を取り除いて目袋を小さくすることで、印象の改善を目指します。施術では結膜側を切開するので、皮膚表面に傷ができなくてダウンタイムは少なめ。下眼瞼脱脂術と一緒にできる組み合わせとして、頬部へのヒアルロン酸注入やドールチークと呼ばれている頬に丸みを持たせる治療を勧めています。
所在地:(銀座院)東京都中央区銀座2丁目6−12 大倉本館 5階
最寄駅:東京メトロ銀座駅(銀座線・日比谷線・丸の内線)A13出口より徒歩2分
A9出口より徒歩5分
診療時間:完全予約制 10:00~19:00
電話番号:0120-883-250
アルファクリニックは、目の下のたるみ・シワが気になる方や、疲れているように見られがちな印象を改善したい方に、下眼瞼脱脂をすすめています。下眼瞼脱脂では、下のまぶたの裏側を約3~5m切って脂肪の摘出を行います。
皮膚の表面を傷つけないで行える施術で、抜糸を行う手間もありません。そして、切開する範囲も小さいため、ダウンタイムを抑えることにもつながります。下眼瞼脱脂の術中と術後の痛みは少なく、基本的にはほとんど感じることがないとのことです。
所在地:(銀座院)東京都中央区銀座7-3-7 ブランエスパ銀座ビル4F
(新宿院)東京都新宿区新宿3-11-6 エクレ新宿13F
最寄駅:(銀座院)東京メトロ各線「銀座駅」C2出口 徒歩8分 JR各線「新橋駅」5番出口 徒歩8分
(新宿院)東京メトロ各線「新宿三丁目駅」C6出口 徒歩3分
診療時間:完全予約制 11:00~13:00、14:00~20:00
電話番号:0120-829-867(共通)