今では、医学の進歩で目の下のたるみは簡単に改善できるようになりました。しかし、美容クリニックに通うとなるとそれなりに費用はかかってしまいます。そこで、できるだけ費用を抑えてたるみを解消したい人におすすめなのが、「コンシーラー」を使ってたるみを隠すという方法。ここでは、目の下のたるみをコンシーラーで隠すメイク術をご紹介していきます。
まず始めに、たるみの部分にしっかりと保湿をします。保湿をしておかないとどうしても乾燥してしまい、コンシーラーやファンデーションがしわの部分に入りやすくなってしまいます。
やり方としては、化粧水をコットンにしみ込ませ、10分ほど顔全体にコットンパックを行います。
次に下地を塗ります。
下地を塗ると毛穴やキメが整い、ファンデーションの馴染みを良くしてくれる役目があります。この下地に使う化粧品なのですが、できるだけ「パール」の入ったものがいいかと思われます。パール感のある下地は、ツヤのある肌に見せる働きがあります。
次に、リキッドファンデーションを塗ります。
普段はパウダーファンデーションを使っている人がいるかと思いますが、パウダーファンデーションは肌への密着力が弱く、どうしても粉っぽさというのが残ってしまいます。ですので、たるみを隠すのを目的なのであれば、リキッドファンデーションを使うようにしましょう。
ここで注意なのですが、ファンデーションの厚塗りには気を付けなればなりません。厚塗りをすることで、ファンデーションはしわに入り込みやすくなってしまうからです。
最初は手で伸ばしていき、内側から外側に向かって伸ばしていきます。ここで全体的になじませたら、目の周りはスポンジを使って抑えるようにします。
ここでコンシーラーの登場です。
とその前に、ファンデーションを塗り終えたら必ずティッシュオフをしなければなりません。余分な皮脂が残っている状態でフェイスパウダーを重ねても、皮脂が原因できれいにつくことはないのです。このティッシュオフだけは必ずするようにしましょう。
ちなみに、コンシーラーはファンデーションよりも明るい色にすることをオススメします。それと、確実に目元用のコンシーラーを使うようにしてください。
やり方としては、目の下のたるみの部分や影になっている部分にコンシーラーを乗せ、指で優しくなじませていきます。コツとしましては、指の腹でポンポンと軽く伸ばしていくことです。それと、ファンデーションと同じように厚塗りもしないことです。
ここから最後の仕上げへと入ります。
仕上げは、フェイスパウダーを使ってしっかりと抑えます。
そこからハイライトを使っていくのですが、このハイライトを足してあげることで肌にツヤが増して、光によって立体感を出してくれる働きがあるのです。
そこで、ここで使用するハイライトもできれば「パール感」のあるものをオススメします。そして、ハイライトを目の周りの「Cゾーン」、「目の下」、「あご先」に塗り、華やかさと透明感を出していきます。
このように、美容クリニックへ通わなくてもコンシーラーを使うことで目の下のたるみを隠すことができます。ただ、あくまでもこのメイク術は応急処置でありますので、たるみが解消されることでは決してありません。たるみ根本を解消したいのであれば、美容クリニックで受診することをオススメします。
